主人が病院に受診する前のことです。
きっと自律神経が引き起こす症状だろう感じていました。わかってはいたものの、
昼夜問わずこの症状が出現していたので私も全ての時間に対応するのは不可能でした。
真夜中に寝ている子どもたち連れていくことは出来ないし、何度も起こる症状のために毎回私も仕事を休むわけにはいかない。
救急車を何度も呼んでいると同じ救急隊の方にお世話になることがあり、救急隊の方の(またこちらのお宅ですか…)という視線を感じるのが本当に辛かったですし、夫婦ともに心が疲弊していました。
けれどひどくなっていく状態をみていると救急車を呼ぶしかありませんでした。
呼吸が早くなり過呼吸にかわって唇が真っ青に変化して手先が引きつり始め冷や汗で全身びっしょり、嘔気でトイレから出ることができない状態。
仕事のことを考え始めたら呼吸が自然と早くなって
「俺このまま死んじゃうかもしれない」って思ってしまっていたんだよね。
鬱症状が出現して月に10回以上救急車を呼んだこともありました。
医療現場がひっ迫している中、申し訳ないと何度も思いました。
症状は救急車に乗って病院に向かっている時に治まる時もあれば、症状が長引いて病院で点滴をして帰ってくることもありました。
主人にとって病院は「行けば安心」という心の安定を保つ場所になっていたのだと思います。
もうお互いの職場に迷惑をかけられないし、見て見ぬふりが限界になってきていよいよ心療内科を受診しようと話しました。
今の症状がずっと続くと考えると怖くなりましたし、この生活が続くのかと考えると生活自体がままならないと思いました。
よく世間でいう「話を聞いてあげて、共感してあげて」というのができないくらいに心に余裕がなかったです。もちろんこの状態が続いている本人が辛いことはわかります。
そのくらいパートナー側もエネルギーを取られるんだなと感じました。
パートナー側としてその時思っていたことや考えたことなどいろいろあります。
心境を書いた内容は別のブログで書きます。
主人は精神科を受診することにかなり抵抗がありましたが、受診するために私はたくさん情報収集したり口コミを見たり、いい病院やクリニックはどこなのか…模索していきました。
受診するにあたって情報集した私なりのポイントは
- 口コミの評価
- 先生は話を聞いてくれるか
- 先生は一緒に考えながら、こちらの意見を尊重し方針を考えてくれるか
口コミの評価…これは病院に行く時だけでなく、どこかに行く時みんなチェックするところかな?
詳しく書いてくれている場合もあるので大事なポイントだと思うし参考にさせてもらった!
今後のお付き合いを考えると話を聞いてもらえないのって辛いもんね。
こちらの事情や背景をしらないままお薬だけ処方するっていうのは違うのかなって思っちゃうの。
付き添った時に夫婦どちらの話も聞いたうえで一緒に考えてくれたんだよね。
今の主人は症状が0になったわけではないものの、内服薬を飲みながらも今でも働けているのはたくさん苦しんで藻掻いて戦った結果だと思います。
抵抗はあっても受診して良かったと本当に思いました!
今同じように苦しんでいる方の悩みが少しでも改善されますように。
※この内容は個人的な意見や体験談を書いています。