スポンサーリンク

夫のうつ病、子どもにどう伝えたか|実際に使った言葉と反応

鬱生活

「お父さん、なんで最近ずっと寝てるの?」
「なんでお仕事行かないの?」

子どもにそう聞かれたとき、私は
「お父さん、ちょっと調子悪いのかな?」
としか答えられませんでした。

まだ、この状況を子どもに伝えていいものなのか分からなかったからです。

 

この記事でわかること

 

  • うつ病の夫のことを、子どもにどう伝えたか
  • 伝える前に悩んだこと
  • 実際に使った言葉と、そのときの子どもの反応
  • 伝えてみて感じたこと、反省点

夫がうつ病と診断されるまでにも、受診をどうするか、家族としてどう向き合うかでたくさん悩みました。
その経緯については、こちらの記事で詳しく書いています。
▶︎ 夫を心療内科に受診させるまでの話

伝える前に悩んだこと

伝えていいのか。
どうやって伝えればいいのか。
子どもはどこまで理解できるのか。

たくさん悩みました。

とりあえず調べてみると
「子どもにも正直に伝えた方がいい」
という意見が多くありました。

確かに、このままずっと一緒に
「なんでだろうね?」
というスタンスでいるわけにはいかない。

子どもたちが毎回のように
「一緒に遊ぼう」と誘って、断られてしまう姿を見るのも辛かったです。

仕方のないこととはいえ、
毎回断らせてしまう状況が本当にこれでいいのか。

  • 子どもの成長に影響はないだろうか
  • 親子参観に出られないとき、寂しい思いをさせないだろうか

いろんな不安が頭をよぎりました。


この頃は、夫の症状がかなり不安定で、日常生活にも大きな影響が出ていました。
当時の私たち家族の状態については、こちらにも書いています。
▶︎ うつ病の夫と向き合っていた当時の記録

実際にこう伝えた

子どもたちが保育園に通っていた頃、
ちょうど夫の症状が強く出て、救急車で運ばれることが増えてきた時期でした。

子どもはまだ小さく、どこまで理解できるか分からない。
その場には夫も一緒にいました。

私はこんなふうに話しました。


「お父さん、最近具合悪いこと多いでしょ?
寝ちゃって動けなかったり、一緒に遊べなかったり…」

「うん」

「それね、心がちょっと疲れて、風邪をひいてるみたいな感じなの」

「風邪?」

「そう。風邪ひくと遊ぶのも大変でしょう?今はそんな感じなの」

「そっかぁ。それで泣いちゃうの?」

「うん。治そうと頑張ってるんだけど、うまくいかなくて苦しいんだって」

「大変なんだね」

「心の風邪はね、長くなることも多くて、よくなったと思ったらまたぶり返したりするんだよ」

「そっかぁ」


そして夫がこう続けました。

「ほんとは二人ともっと遊びたいと思ってるんだよ。
でも体が動かないんだ。ごめんね」

「うまく返事できなくて、嫌な気持ちにさせちゃうこともあるかもしれないけど、
二人のこと大好きだから、それだけは分かってほしい」

「わかったー。はやく風邪治してね!」


このとき、「うつ病」という言葉はあえて使いませんでした。

伝えたかったのは、

  • 一緒に遊びたい気持ちはあること
  • 体が思うように動かないこと
  • それは子どもたちのせいではないこと
  • 治そうとしているけれど、時間がかかること

それだけでした。


子どもへの影響や、私自身の気持ちが追いつかなかった時期もありました。
支える側として正直に感じていたことは、こちらの記事に書いています。
▶︎ うつの夫にイライラしてしまった日の正直な気持ち

子どもの反応

最初の反応は「そっかぁ」くらいで、
正直、理解しているかは分かりませんでした。

話が終わると普通に人形遊びを始め、
その話題に触れることもなかったので
「本当に分かってるのかな?」と思ったのを覚えています。

でもその後、具合が悪そうな日の朝。
夫の様子を見て、深く触れずに

「いってきます」

笑顔で声をかけていました。

帰宅後も「一緒に遊ぼう」と誘い、
夫が「今は難しいかな」と答えると、

「わかったー」

と、あっさり別の遊びに切り替えていました。

過度に心配するわけでもなく、
自然なこととして受け入れているように感じました

ある日、保育園での会話の中で

「お父さん、元気じゃないときもあるから、できたらやってもらうんだー」

と、悲しそうでもなく普通に話していたと聞いたとき、
ちゃんと自分なりに理解しているんだなと思いました。

今では、
一度は遊びに誘ってみて、難しそうなら切り替える、
そんな対応が自然にできるようになっています。

たまに夫が涙を流していると、
何も言わずにそっと抱きしめることもあります。


Amazonにてうつ病についての本があったので紹介します
あなたの接し方は大丈夫?うつ病との向き合い方 : うつ病経験者が伝えたい3つのこと (栗山文庫)

うまくいかなかったこと・反省

一番の反省は、
私自身の気持ちが整理できていなかった時期に、
子どもたちの前で夫への愚痴をこぼしてしまったことです。

子どもたちにとっては、
大好きなお父さんであり、大好きなお母さん。

その大好きなお母さんが、
お父さんへの否定的な気持ちを口にする
のは、
きっとつらかったと思います。


うまくできなかったことや、後から後悔したこともたくさんあります。
それでも、試行錯誤しながら家族で前に進んできました。
同じように悩んでいた頃の私の気持ちは、こちらにも残しています。
▶︎ うつの夫を支える中で感じた私の本音

同じ立場の人へ

我が家の場合は、
私自身が余裕を失い、説明せざるを得なくなったタイミングで伝えました。

でも、
子どもの性格や年齢、保育園や学校など、
周りの環境によって伝えるタイミングはそれぞれ違うと思います。

私は「説明しておいた方が楽になる」と感じたから伝えました。

結果として思うのは、
子どもの対応力は本当にすごい。
とても柔軟で、ちゃんと受け止めてくれる存在だということです。

 

まとめ

  • 子どもには、年齢に合わせた言葉で伝えれば大丈夫だった
  • 病名よりも「今どういう状態なのか」を伝えることを大切にした
  • 子どもは思っている以上に柔軟で、ちゃんと受け止めてくれる

うつ病は、本人だけでなく家族全体に影響する病気だと感じています。
我が家の体験が、同じ立場の方の参考になれば嬉しいです。


他にも、うつ病の夫と家族として向き合ってきた記録をまとめています。
▶︎ うつ病の夫との暮らしについて書いた記事一覧はこちら

 

ガーたん。
ガーたん。

読んでいただきありがとうございます。

🌸 もし辛い気持ちになったら…

電話やチャットで話すだけでも、心が少し軽くなることがあります。

ガーたん。

少しだけ話を聞いてもらいたい…そんな方は
ネットの広告やCMで出てくるココナラなら気軽に名前や電話番号の登録不要で簡単に始められます。▼

お名前・電話番号の入力不要。無料会員登録はこちら
コード▶HZ92WV
また、クーポンコードを入力すると
1000円分お得になるのでよかったら使って下さい。
2025.12.31現在

タイトルとURLをコピーしました