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夫を心療内科に受診させるまで。嫌がる理由と説得のしかた【体験談】

鬱生活

※この記事では「説得」という言葉を使っていますが、無理に受診を強制することを勧めるものではありません。
当時の私たちが悩みながら選んだ方法を、そのままの形で書いています。

夫が心療内科を受診するまでには、かなり時間がかかりました。
今振り返ると「もっと早く行けていたら」と思う気持ちもありますが、
当時の私たちには、それが精一杯だったとも思います。

 

そもそも受診を嫌がっていた

夫は、明らかに体調の異変が出ているにも関わらず、心療内科を受診することを強く拒んでいました。

自律神経失調症の症状が続き、その延長でうつ病を発症していた夫ですが、
どこの病院で検査をしても結果に「異常なし」

「どこかに原因があるはずだ」と思いながら、病院を転々として、
なんとかはっきりした病名を見つけようとしていました。

ある日、夫がぽつりと
「自律神経ってことは、わかってはいるんだけどさ……」
と呟いたことがあります。

頭では理解していても、
“それだけじゃない何かの病気があるかもしれない”
そう考えることで、自分を保っていたのかもしれません。

夫が心療内科の受診を避けていた理由は、いくつかありました。

  • 「病院=弱い人が行く場所」だと思っていた
  • 仕事にこれ以上の支障が出るのが怖かった
  • 薬に対する強い抵抗感
  • 「まだ大丈夫」「自分はうつじゃない」

という思いでした。

 

受診前、夫がよく口にしていたこと

受診するまで、夫はいろいろな不安を口にしていました。

  • 「職場の人に知られるかな?保険証を出すからバレるんじゃないか」
  • 「心療内科って、薬漬けにされるイメージがあるんだけど大丈夫なのだろうか…」
  • 「本当は別の病気かもしれないし、ちゃんと検査しないとわからないよね?」

今思えば、どれも
“今のままではいけないとわかっているけれど、どう助けを求めていいかわからなかった”のだと思います。

 

💔逆効果だった話

始めの頃、私もどこまでこの話に踏み込んでいいのかわからず、
「理由がなんとなくわかっているなら、ちゃんと心療内科に行ったほうがいいんじゃない?」
「行くなら、早めに行かないと良くなるものも良くならないんじゃない?」
そんなふうに声をかけていました。

今振り返ると、少し突き放したような言い方だったのかもしれません。

私なりにたくさん伝えたつもりでしたが、
それは夫が一歩前に進むきっかけにはなりませんでした。

  • 正論ほど本人を追い詰めてしまった
  • 責められてるように感じさせてしまった
  • そして「行かない。」って意固地になった

きっと、そんなふうに受け取らせてしまったのだと思います。
はっきり言って、あの時の声かけは逆効果でした。

 

受診をためらってしまう理由や家族の声かけについてもっと詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてください。
夫がうつ病で転職を繰り返す理由と家族の向き合い方

そして症状は悪化していった

症状は次第に強く、頻繁に出るようになりました。
どうすることもできなくて、救急車を呼ぶことが何度もありました。

そのたびに診てもらっても、
救急隊や病院の先生からは、どこか歯切れの悪い言い方で

「自律神経系のものではないでしょうかね…」
と言われました。

それでも本人は、
「はっきり診断されない=まだ違う病気かもしれない」
そう思わずにはいられなかったのだと思います。

 

実際にやった説得方法

始めに意識したのは「心療内科を受診すること自体のハードルを下げる」ということでした。

まず、夫が心配していた 「心療内科の受診で保険証が職場に知られることはない」 という点を調べたうえで、

「うつかどうかを一度確かめてみるのも、いいんじゃない?」

と、できるだけ軽い言い方で伝えました。

夫は精神的な症状に思い当たるところがあり、苦しさも感じていました。

だから私は、

「自覚してる部分もあるなら、答え合わせをしに行くって考えてもいいかもね」

と話しました。

また、

  • 今は3人に1人はうつ病になると言われていること
  • 決して珍しいことではないということ
  • 一時の心の風邪といわれているということ

も伝え、必要以上に特別なことではないと伝えるようにしました。

病院については、口コミの良い心療内科を一緒に調べて、
「私も一緒に行くよ」という姿勢を崩しませんでした。

薬についても、

「もし薬を飲み始めて、様子がおかしいなって感じたら私が見てるから大丈夫。
二人で様子を見ながら考えよう」

と、対策を一緒に考える形にしました。

「話を聞いてもらって、違うなって思ったらやめればいいしあまり重く考えなくていいんじゃない?」

と伝え、
「夫に一人で行ってきて」という形から「一緒に行こう」という形に変えることでした。

 

受診を決めた決定打

何度も救急車で運ばれる状態が続き、主人自身も「もう仕事に行くのは限界だ」と感じていました。

症状はだいたい朝方に出ていて、そのたびに子どもたちが目を覚ましてしまうことも何度かありました。

少しずつ悪化していく夫の症状。
その姿を何度も目にする子どもたち。
そして、仕事に行けない生活への不安。

いろいろなものが重なり、この状態が続いているのに何もせずにいて、いい方向に進むはずがない。
そう強く感じるようになりました。

説得してもなかなか腰が上がらなかった主人ですが、
私は「とりあえず行こう」と声をかけ、半ば強引に支度をさせて、
一緒に心療内科を受診することになりました。

 

実際に心療内科に行ってみて

心療内科と聞くと、どこか敷居が高く、かしこまった場所というイメージがありました。
でも実際に行ってみると、思っていたよりもずっと「普通」でした。

よく、うつ病は「心の風邪」と言われますよね。
今振り返ると、風邪をひいたら内科を受診するのと同じ感覚で行ってもよかったんだと思います。
内科は、体調が悪ければみんな当たり前のように受診しますよね。

病院に着くと、まず今の状態について問診票を書きました。
その後、先生との診察で、どんな症状が出ているのか、これまでの経過などをゆっくり話しました。
話を聞いてもらった上で、薬が処方されました。

先生から病名を告げられたことで、原因がはっきりした安心感がありました。
一方で、「やっぱり精神的なものだったのか」と、少なからずショックを受けていた部分もあったと思います。

それでも受診をきっかけに、少しずつ症状は落ち着き、救急車を呼ばなくてもいい状態になっていきました。

その後、精神的な治療を続けていく中で、薬の副作用としてアカシジアの症状が出てしまい、現在は別の病院を受診しています。

 

心療内科受診後、薬の副作用について気になる方はこちらの記事もどうぞ。
精神薬の副作用、アカシジアって知っていますか?

同じ立場の人へ伝えたいこと

今、身近に苦しんでいる人がいる状況は、とてもつらいことだと思います。

我が家の場合、夫がうつ病になり、現在も向き合いながら生活しています。

見ている側は、どこまで踏み込んでいいのか悩んでしまいますし、
本人の性格や置かれている環境によっては、すぐに行動に移せないこともあると思います。

我が家も、しばらくは救急車にお世話になる状況が続き、
そこから本格的な通院につながりました。

無理に連れていくことが、必ずしも正しいわけではありません。

本人のタイミングや、心の準備も必要だと思います。

この問題をどうにかしたいと考えている時点で、
あなたはもう十分、支えになっていると思います。

 

受診・治療に関する他の体験談も、気になる方はこちらの記事から。

 

ガーたん。
ガーたん。

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ガーたん。

 

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